チャーチルが現代を切る

20世紀の英宰相ウィンストン・チャーチルの思想から現代内外情勢を評す

フィギュアで日本人選手が大活躍  スピードと生まれた経緯に違い

チャーチルからのメッセージ   変化の時代を生きる


  ミラノ・コルティナ五輪はいよいよ終盤に入りましたね。私はウィンタースポーツにそれほど興味がありませんが、今朝、朝食を食べながらフィギュアスケートの女子フリーの実況中継をテレビで見ていました。

  全くの門外漢ですが、氷上を舞うように滑る選手の姿は奇麗ですね。坂本花織、中井亜美の二選手がそれぞれ銀、銅メダルを獲得した。千葉百音選手はメダルをのがしたものの堂々の4位に入入りました。   

  現役引退を表明し臨んだ坂本選手は最後の五輪でしたが、金メダルを逃しました。解説者によれば、後半のフリップ―トウループの連続3回転が単発になるミスが出たとのことでした。残念ですが、これも人生の一コマだと思いました。

  スピードスケートでは、今大会すでに3個の銅メダルを獲得し、すべての五輪を通して10個のメダルを手に入れている高木美帆選手が、悲願の1500メートルで6位に入賞しました。1500メートルで世界新記録を樹立し、未だに破られていないこの種目に、金メダルを獲得したかった高木選手の気持ちを私は痛いほど理解します。でもこれもまた人生の一ページ。今後の高木選手の活躍を祈ります。



 ところで、暇を持て余している高齢者の私は「フィギュアスケートとスピードスケートの歴史」について調べました。なかなかおもしろいんですね。

 読者の皆さんもご存知のように、スケート競技には、音楽に乗せて滑走する「フィギュアスケート」と、スケートリンクを周回してタイムを競う「スピードスケート」があります。

  この2つの競技は17世紀頃のオランダで誕生したといわれています。この次の文章が面白いというか、興味を魅かれるというか、そんな思いを抱きました。

  両競技がふたつに分かれた理由は「貧富の差」だったそうです。オランダの首都アムステルダムは運河と街並みがマッチした美しい町です。もちろん緯度が高いため、冬になると凍ります。

  この環境下で、一般市民は目的地までどれだけ早く行けるかという競争に熱心だんです。これが発達して「スピードスケート」になりました。これに対して貴族の間では優雅さやマナーを重んじた芸術的スケートが好まれました。これが「フィギュアスケート」に発展したというんです。

  このように貴族から「フィギュアスケート」が、一般市民の生活から「スピードスケート」が誕生しました。

  私が調べたブログには余談が書き込まれていました。それによりますと、フィギュアスケートにはリンクを奇麗にする整氷車があります。リンク全体を一回整備した場合、整氷車から出る氷の削りかす(滓)は240万円の価値があるそうです。それは雪の降らない季節に、スキージャンプ台の滑走路で再利用します。人工で氷で作ると240万円かかるため、リンクから出る氷の削りかすは費用削減に貢献しているとのことです。